「ぬいぐるみ」は英語でどう言うのか、一見すると簡単そうなテーマですが、実は英語では1語で完全に対応する表現がなく、地域(アメリカ・イギリス)や文脈によって使い分けが必要です。
この記事では、
- 英語として正確な定義
- 米英の違い
- 子ども向け・商品名・カジュアル表現の違い
- 誤解されやすい表現
まで含めて丁寧に解説します。
目次
最も一般的な表現:stuffed animal
stuffed animal(スタフド・アニマル)
意味
中に綿や柔らかい素材が詰められた「動物型のぬいぐるみ」
特徴
- 主にアメリカ英語で最も一般的
- 子ども向け会話・商品説明・日常英語で幅広く使われる
- 「ぬいぐるみ」を英語で説明するときの最も無難な表現
例文
- My child sleeps with her favorite stuffed animal.
(子どもはお気に入りのぬいぐるみと一緒に寝ています) - This store sells handmade stuffed animals.
注意点(重要)
- イギリス英語では「stuffed animal」が剥製(taxidermy)を連想される場合がある
- 英国向けの文章やサイトでは、別の表現を使ったほうが安全
アメリカ向けなら問題なし/イギリス向けでは要注意という位置づけです。
イギリスで一般的:soft toy / cuddly toy
soft toy(ソフト・トイ)
- 柔らかい素材でできたおもちゃ
- イギリス英語で非常に一般的
- 子ども向け・育児関連・日常会話で自然
例
- Many children take their soft toy to bed.
cuddly toy(カドリー・トイ)
- 「抱きしめたくなる」というニュアンスを含む
- 英国では soft toy と並んでよく使われる表現
- より感情的・親しみのある言い方
UK向けコンテンツでは「soft toy / cuddly toy」が最も無難です。
ふわふわ感を強調:plush toy
plush toy(プラッシュ・トイ)
意味
- plush(起毛した柔らかい布)で作られたぬいぐるみ
特徴
- 素材感・品質を強調した言い方
- 商品名・ECサイト・ややフォーマルな説明に向く
- 米英どちらでも通じる
例
- This plush toy is made from high-quality fabric.
カジュアルな愛称:plushie
plushie(プラッシー)
意味
- plush toy の口語的・愛称的表現
特徴
- 会話・SNS・カジュアルな文脈で使われる
- 子どもや若年層が使うことが多い
- 辞書にも載っている正式な口語表現
例
- I bought a cute plushie yesterday.
- She collects character plushies.
※ 「plushie」は可愛さ・親しみを出す表現であり、公式文書や堅い説明には不向きです。
クマ限定の表現:teddy bear
teddy bear(テディ・ベア)
意味
- クマのぬいぐるみのみを指す固有表現
由来
- アメリカ大統領セオドア・ルーズベルト(愛称 Teddy)
- 1902年の狩猟旅行にまつわるエピソードから誕生
注意
- クマ以外のぬいぐるみに使うのは不自然
英語表現の使い分け一覧
| 日本語の意味 | 英語表現 | 主な使用地域・ニュアンス |
|---|---|---|
| ぬいぐるみ(一般) | stuffed animal | 米国で最も一般的 |
| ぬいぐるみ(英国) | soft toy / cuddly toy | 英国で自然 |
| ふわふわ素材 | plush toy | 商品説明・品質強調 |
| カジュアル表現 | plushie | 会話・SNS向け |
| クマのぬいぐるみ | teddy bear | クマ限定 |
日本語「ぬいぐるみ」と英語の感覚の違い
日本語の「ぬいぐるみ」は
- 動物
- キャラクター
- 人型
すべてを含みますが、英語では
- animal が入ると「動物前提」
- キャラクター商品は plush toy / plushie が自然
例
- Pokémon plush toy
- Anime character plushie
まとめ
- 最も無難(米国):stuffed animal
- 英国で自然:soft toy / cuddly toy
- ふわふわ・商品向け:plush toy
- カジュアル・愛称:plushie
- クマ限定:teddy bear
「ぬいぐるみ」は英語では1語で完全に一致しないため、対象地域・読者・用途を意識した使い分けが重要です。
以上、ぬいぐるみは英語ではなんというのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

